保育士の給料に関する厚生労働省の動き(1)


保育士の待遇は一体いつ改善される?

待機児童問題を解決するために一番重要なこと、それは保育士の労働環境の改善です。

なぜこれが一番かというと、悪循環が関係しているからです。

それは、
保育士の離職率が進む⇒保育園の受け入れ人数が減る⇒待機児童が増える⇒保育園は保育士不足になる⇒保育士が激務になる

といったことです。

保育士の給料に関する厚生労働省の動き
保育士の給料に関する厚生労働省の動き


この負のスパイラルから逃げ出せないため、待機児童問題はなかなか解決しないんですね。

じゃあ、いますぐにでも保育士の労働環境を改善すればいいじゃないか!と思うかもしれません。

厚生労働省もこの事は十分に分かっていて少しずつ待遇改善を行ってはいるのです。

厚生労働省の取り組み

10年前と比較すれば、保育園の施設数は増加しています。

厚生労働省「保育所等関連状況取りまとめ」平成27年4月1日を公表します

しかし施設だけ増えても、そこで働く保育士が増えなければ意味がありません。

厚生労働省は何とか保育士の数を増やそうと、2015年3月に「保育士就職促進対策集中取組月刊」として、潜在保育士への働きかけを行っています。

具体的な支援としては
  • 復職お祝い金(自治体によって異なる)
  • 研修制度への参加
  • 給料の引き上げ
です。

潜在保育士はなぜ多い?

何故潜在保育士がこんなにも多くなったのでしょうか。

保育士の離職の一番の理由は「給料が低い」です。
生活が成り立たないため、離職したという人が多いのです。

決して保育と言う仕事に魅力がないわけではありません。
続けたいけれど、続けれないということなんです。

この事を受けて、厚生労働省は保育士の賃金を最大で月1万円引き上げると発表しました。
これは保育士の人数に応じて補助金を追加するというもので、雇用先を通じて給料に上乗せされます。

ようやく「対策しよう」という風潮が出てきた

素晴らしい政策のように思えますが、これはあまり現実的ではありません。

他の業種と比べれば月給が10万円以上開いている保育士の給料に1万円プラスされても焼け石に水です。

ニュースに対する反応も様々でした。↓

保育士給与引き上げ…「励みに」「もっと評価して」 : 大手小町 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

潜在保育士が復職するということにはならないでしょう。

しかし、厚生労働省が保育士の給料に対して問題視していて、対策を取ろう!としているというところは理解できますね。


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